老後について

年金だけで足りる?老後資金について

「結局、貯蓄は何歳までにいくら貯めればいいの?!」

最近、僕の周りでこんな話がよくでます。

結構、みな内心は不安なんじゃん?と思いながら話を聞いていました。

 

正直、年金もいくらもらえるか分からない。

退職金も貰えるかどうか。

そもそも会社が30年後も存続しているのか。

 

こんな暗い話ばかりだと、いくら貯蓄すればよいか、正直分からなくなりますよね。

老後資金っていくらあっても足りないような。。。

過去のブログにも書きましたが、総務省の統計によると、老後の支出は平均で約24万円とのこと。

http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/nen/pdf/gk02.pdf

 *夫65歳以上、妻60歳以上の無職の夫婦(総務省 -平成28年家計調査報告-)

 

そして、現在、公的年金を受給している人の月額平均がこれです。

①厚生年金:145,596円

②国民年金:  49,869円

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12509000-Nenkinkyoku-Chousashitsu/H26gaikyou.pdf
厚生労働省年金局   -年金保険受給権者平均年金月額(平成25年度)-

 

仮に、サラリーマンと専業主婦の家庭であれば、旦那さんが「①」奥さんが「②」で、合計すると195,465円。

 

ちょっと待ってください!

これが事実なら、老後の平均支出24万円に届きませんね。

毎月約5万円ほど不足が出ます。

 

そうなると、以下3つの選択肢を考えなければなりません。

1.生活レベルを落とす

2.貯蓄を取り崩す

3.働く

 

しかも、この平均値はここ2~3年の平均値です。

もしあなたが、30年後に対象者となるなら、今より年金支給額が減ってるかも知れません。

または、制度が変わっているかも知れません。

なぜ、こんな深刻な問題があるのに、もっと公にならないのだろうか。

30~40代のうちに知ってるか否かで早めの対策が打てるのに。。。

 

老後の支出において、総務省の平均値がやや高めだという意見もありますが。

ゆとりある、余裕な生活をしたいなら、このぐらい老後資金が必要なんだと知っていても損はないでしょう

一度、皆さんも、自身の年金について調べてみてくださいね。

 

福井