保険って本当に必要なの?
実際に相談を受ける中でよくある質問です。
僕はブログの記事などから保険を否定している人間と思われがちですが、決してそんな事はありません。
必要最低限の保障はあって良いと思うし、相手の境遇に次第ではあった方が良いとも思います。
例えば、貯蓄が少ない方は医療保険に加入しても良いと思うし、相続に関して言えば生命保険に加入していた方が良い場合があったり。
その人の状況によって様々です。
ところが、ある人によっては、加入している保険が必要ないものであったり、他社の商品に比べ高額であったりすることもあります。
なので、最も注視するのは加入している保険で保障が無駄なものがないかどうか。また、それが毎月の保険料に見合っているかどうかという点です。
生命保険で言うと、毎月の保険料が3万円という商品がある一方、月額1万円程度で済む保険もあります。しかも保障は、後者の方で充分カバーできるものだったり。
さらに、高齢になると保障が適用されなくなる商品、または再度契約が必要な商品であったりと、保険会社にとってメリットが大きい商品も存在します。
保険会社の「ビジネス」の仕組みは、また別の機会に話しますが、保険の見直しは効果が出やすい分野である事は確かかと。
以前から、FPでも保険の見直しが主な相談業務で多かったり、街なかに保険の見直し窓口ができたりと消費者側の意識も変わりつつありますよね。
だからこそ、いきなり相談にいく前に、ある程度、保険の知識は持っておいた方がよいでしょう。
それは、保険の見直しをうたいながら、実際はその人の実入りが良い商品や売りやすい商品を勧める人もいるためです。
それって、あなたのための見直しにならないですからね。まずは、ご自身で現在加入している保険の内容を確認してみてください。