銀行に預けていても、今の金利じゃ全然増えないし、、、
かといって「投資」はなんとなく怖い。
そもそもよく分からない。
あなたは、こういった考えに陥っていませんか?
国が用意した制度って一体何?!
今の時代、国もついに「老後資金はある程度、自分で面倒みてね。」
という考えで「NISA」や「つみたてNISA」、「iDeCo」など、
新しい制度を打ち出しています。
もちろん国は、そんなことおおっぴらに言いませんが。笑
とは言え、
超高齢化社会が進み、将来の年金資金が先細り、退職金も以前ほどもらえない。
こんな状況になると、もうどこを頼っていいか分からないですよね。
そう、自分である程度なんとかしないといけない、そんな時代になっていきますよ。
じゃあ、実際にどんな対策をすればいいの??
って思うかも知れません。
選択肢も色々あるし、どれがいいか分からない。
まずは、国が用意した制度をうまく使ってみてはどうでしょうか。
制度によって、税金の優遇や所得控除が受けられるので、
使わない手はないのでは。
具体的に、ここで言う国の制度と言うのは、以下の2つです。
・iDeCo(確定拠出年金)
・つみたてNISA
それぞれ、どんな特徴があるのかみてみましょう!
iDeCoの本質的なメリットとは?!
まずは、iDeCoの特徴からですが。
iDeCoがどんな制度かってお話しは、以前記事を書きました。
よかったら、参考までに読んでみてください。
⇒ 「個人型確定拠出年金(iDeCo)が作られた理由とは?!
iDeCoのメリットって、
やっぱり「所得控除」と「運用益が非課税」であることです。
それぞれどういう事なのか、概要をみてみましょう!
所得控除のメリットとは?!
所得控除のメリットとは、あなたがiDeCoで拠出した金額を、
そのまま所得から控除することができる点です。
つまり、稼いだ金額からiDeCoに掛けた金額を引くことで、
所得を小さくします。
それに伴って、納める税金も少なくなるという仕組みです。
前の記事にも書きましたが、年間の所得500万円の人が月々23,000円を拠出していたとすると、年間およそ8万円程度の節税ができるのです。
1年だと約8万円ですが、これを続けて30年間だとどうでしょう?
約240万円です。
結構大きい金額でしょ?
これが、ただの貯金だと、そういうわけにはいきませんからね。
例えば銀行とかに貯金して、年間8万円を受け取るなんて
相当な貯金額じゃないとできませんからね。
では、もう一方の「運用益が非課税」はどうでしょうか。
「運用益が非課税」とは?!
運用益が非課税とは、iDeCoで運用時に利益が出ても、
税金がかからないという意味です。
普通の投資は、税金がかかります。
例えば、普通の口座で株式投資をしていて、
年間で100万円利益が出たとします。
そうすると、その100万円から20万円を引いた80万円が手元に残ります。
※計算は概算なのでざっくりです。
これってしかたないんですけど、、、
iDeCoやってる人に比べたら損ですよね。
iDeCoだったら20万円払わなくていいんですよ。
理論上は。
しかし、デメリットもあります。
iDeCoのデメリットとは?!
一般的なデメリットは、掛けたお金を
60歳まで受け取ることができないことです!
なので、60歳までにまとまったお金が必要な場合は、
iDeCoとは別で積み立てを用意した方がよいかも知れません。
お気づきの方もいるかと思いますが、
iDeCoは「老後資金」という目的であれば、最適な制度ですが、
逆に老後のためじゃない資金用途であれば、向かないかも知れません。
まあ、60歳が「老後」というかはさておきですが。
裏を返せば、老後資金のためなら、嫌でも貯まる。
もちろん運用がうまくいく前提ですけど。
それをメリットだと言う事もできるかも知れませんね。
では、もう一方の「つみたてNISAは」はどうでしょうか??
次回は、「つみたてNISA」についてみていこうと思います。
ではでは、また次回に。
福井