現在ファイナンシャルプラン作成中のお客様で、30代独身の男性がいます。彼のプランを作っていて驚く事があります。
それは、彼は毎月定期的に貯蓄をしているのですが、
それでも、70歳になると生活資金がマイナスになることです。
収入は平均よりやや高めの金額。年2回の賞与。公的年金も未払いはありません。収入だけ見ると申し分ない。貯蓄も毎月、一定額できている。
では、一体何が原因なのでしょうか??
プランを進めていくと、足りないのが分かってきます。
それが何かというと。。。「定年後の貯金額」です。そして、この貯金額を左右するのが、毎年の支出です。
彼の場合、毎月一定額の貯蓄はできています。しかし、その金額は将来の備えとして十分ではない金額です。
十分な老後資金を増やすためには、毎年の貯蓄残高を増やすことです!
そのためには、支出を思いっきり減らす。やるのは、これだけです。
彼の場合、ある趣味の分野だけで年間支出が50万円弱あります。さらに、毎年レジャー費に20万円をかけています。毎年70万円の支出。この辺りをいじるべきか。。。
「いや、どうしても減らしたくない」ということであれば、
居住費、保険料、基本生活費を見直すしかありません。
それはそれで、ボロボロと見直しポイントが出てきました!
一番は、居住費。
毎月の固定費の中でズバ抜けて高額ですからね。削るとそれなりにインパクト強です!
次に保険料について。
住宅や車のローン以外に大きな出費は、まさにこれでしょう。自分が必要としている保障以外の分まで負担している可能性があります。
最後に、基本生活費。
これは、細かく見ていけば削れる部分は結構あります。しかし、あまり細かく見すぎるとストレスが増え、逆に出費が増える事にもなりかねます。
許容範囲内で見ていくのがマストです!
それぞれの詳細は、また次回以降にお話ししましょう。