天気があまりに良かったので、
ウォーキング中にパシャリ!笑
すっかり、秋の晴天です。
さて、今日は投資信託の話をちょっとだけ。
あなたは、銀行から勧められる投資信託を、
何の疑いもなく購入していませんか??
ドキッとした人もいるのでは?
ひょっとすると、
中身をしっかり見ないと損しているかも知れませんよ。。。
どういうことかと言うと、
投資信託や金融商品には、
あなたが支払わなければならない費用があります。
具体的には、
・販売手数料
・信託報酬(運用管理費用)
・信託財産留保額
ざっくりこれらの費用です。
1.販売手数料について
販売手数料は、文字通り、
あなたが、投資信託を購入する時に、
販売会社に支払う費用です。
例えば、あなたが100万円分投資しようとして、
100万円払うだけで済むと思っていたらダメですよ。
販売手数料は、商品(ファンド)の種類や販売会社によってまちまちです。
最近では、「ノーロードファンド」と言って、
販売手数料0円をうたって販売している商品もあります。
仮に、販売手数料が0円と2%だったら、
0円の方がお得なのは分かりますよね。
販売手数料2%ということは、100万円の投資した瞬間から、
2%分マイナススタートですからね。
2.信託報酬について
次に、信託報酬です。
なんか「報酬」ってつくと、自分たちが貰えるのでは??
って勘違いしちゃいそうですが。笑
これは、別名「運用管理費用」というれっきとしたコストです。
しかも、これが結構重要で、
このコストが高いと、将来受け取る金額にボディブローのように効いてきます。
どのぐらい効いてくるのかと言うと、
例えば、信託報酬が0.5%の商品と、
2%の商品があるとしましょう。
仮に、100万円預けて、利回りは5%だとします。
※100万円預けると、1年後に105万円になるという商品。
※税金等は考慮していません。
20年後に、どのぐらいの差が出るかというと、、、
約60万円です!!
中古車買えちゃうじゃん!?
分かりやすく、
あえて開きがある例だけど、
100万円預けて、20年後に60万円も差が出るって、
絶対に無視できないコストですよね!?
しかも、このコスト、
お金を預けている間、
日々発生している費用という位置付けなんです。
どんな費用かというと、
運用にかかる費用とのこと。
うん、アバウト過ぎです。笑
話によると、
あなたにお渡しする報告書を作成したり、
あなたの財産を保管したり、
あなたに郵送物を発送したりと、
何とかと人手間がかかることなので、
ある意味仕方がない費用ではあります。
それであれば、なおさら、
このコストがなるべく低いファンドを探して購入するのは、
必須条件だと思います。
3.信託財産留保額について
最後に、「信託財産留保額」というコストについてです。
文字が難しすぎてイメージが全く湧かないですよね。
簡単に言うと、解約金のようなものです。
つまり、投資信託をやめる時にしかかからない費用ですね。
これについては、
一定以上の期間保有していれば、
全くかからないというファンドもあります。
しかも、かかる場合でも、
金額は0.1%~0.5%程度に設定されていることが多く、
さっきお話しした「信託報酬」に比べると、
あまり影響が大きくないかも知れません。
まあ、心のどこかに留めておくのがいいでしょう。
以上、ざっくりと投資信託の費用を述べてきましたが、
実は、この他にも、
商品についての知識はもちろんのこと、
分配金や税金の話も知っておかなければなりません。
なので、
ただ、銀行の窓口で紹介されたから、
とか、
営業担当に勧められたから、
という理由だけで買ってしまうのが、
あまりに危険だと思います。
だって、投資信託って、
世の中に何千って商品があるんですよ!
そんな事知ってましたか?
銀行の窓口担当者は、
自分が扱う商品を売りたいので、
そんな話はきっとしないでしょうね。
会社から「これを売ってきて」と言われてますから。
このような投資信託がある一方で、
税制やコストの面で特にメリットがある、
「確定拠出年金」や「NISA」のような制度もじわじわと広がりを見せています。
老後資金を考えて投資をする場合、
投資信託とこれらの制度を比較しながら見ていくのが、
賢い投資法のひとつかな、とも思います。
ということで、次回は、
まず、「確定拠出年金」について、
前回より深堀りして見ていきたいと思います。
前回の簡単な概要を書いたブログ、
まだ読んでいない人は、
一度、暇つぶし程度に読んでみてください。
今日も最後までありがとうございました。
福井