最近、家計の話をよくするのですが、いざ相談を受けてみると、予想に反し健全な家計だったりします。
貯蓄もそこそこできていたり。人生設計もしっかりと立てていたり。
「一体、何が不安なの?!」って聞くと、
「よく分からないけど、漠然と不安なんです。」
って、、、じゃあ、結局、何をアドバイスすればっ!?という感じになることもあります。笑
まあ、相談してくる人も30半ばの人が多かったりで、20代のお金の使い方を大きく変えた人もいるわけです。
そういう方々は、30代になると、20代にあまり意識しなかった「保険」とか「投資」とか「ローン」とか、そういう情報に急に触れることが多くなります。
周囲の人が「結婚する」「家庭を持つ」「家を買う」など、人生の大きなイベントに関わり始めるからなんですね。周りがそういう話をし始めると、自分の身に置き換えて考えてしまいますよね?
人生のイベントは、とにかくお金が必要な場合が多い。本質は、そんなに必要ないこともあるかも知れないけど。100人いれば、100通りあるお話。お相手が絡むことから、自身の生活や家族を守るため、無いよりはあった方がいい。そうなりますよね。笑
ちゃんと知識を付けないままだと大変。言葉だけ知っていたり、なんとなくの知識しかない。こんな状態だと不安でしょう。
とりあえず貯金しておけば安心かな。という具合になるわけです。まあ、「貯金をする」という、日本人の得意分野を続けるだけでも「凄い!」ってつくづく思います。
話を戻すと、そういう「何が不安か分からない」状態の人には、「保険」「結婚」「住宅」「投資」「老後資金」などと、それぞれに分けて一つずつ紐解いていくようにしています。
だって、そうじゃないと、結局何が不安の原因か分からないままですから。あなたが、お金のこと全く分からないという状態であっても、一つ一つ地道に知っていくしか方法がないんです。
ただ、勘違いしないでほしいのは、100%の知識は要らないしそんなの専門家じゃないんだから無理ですよね。必要な情報だけ、取捨選択して自分の中に持っておけばいいと思います。
そう思うと気が楽じゃないですか?何かいつも疑問に思っていることとか、理由が分からなくてもやもやする話題ってないですか?
例えば「将来、年金もらえるかな。。。」とか。2,000万円足りない問題って、結局どんな内容なんだろう。など。キーワードみたいなものでもいいんですが。それって、結構多くの人も疑問だったりするわけで。
他の話題だと、「結婚」に関して言えば「結婚と同時に仕事を辞めるって、本当に正解なの?!」みたいな話とか。
この例については、過去のブログにも書きましたね。配偶者控除、配偶者特別控除のお話し。まだ読んでなければ、ぜひ一度読んでみてください。
過去のブログ ⇒ 「扶養に入る」ってそもそも何!?
扶養に入り世帯年収下げることと、税金の控除を受けること「どっちを天秤にかけるんですか?!」みたいなお話しです。
結構、曖昧な理由だったり、世の中の流れでなんとなく決めてらっしゃる夫婦がいるもんで。本当に大丈夫?って思ったりもするわけです。
そんな状態で家計や将来が「漠然と不安だ~」と思っているのであれば、まずは、何が不安の原因かを知った方がいいです。
すぐに分からなかったら、解決策は簡単!さっきお話しした「保険」「結婚」「住宅」「投資」「老後資金」などのキーワードと、自分の中にある単純な疑問を見つけるだけです。それだけで、不安を消す準備が整った状態ですから。
それでも見つけられない時は、ぜひ福井にご相談を。笑
福井