投資について

「貯金」と「投資」どっちが大事

よく「貯金と投資どちらをすべきですか?」という質問を受けるのですが、結論を言うとどっちも大事です。

できれば、というか必ずどちらも続けた方がいいです。

貯金と投資、どちらも始めた方がいい理由

どうしてかって?

そもそも、どちらか一方を選択してっていう考え方が危険。貯金と投資、それぞれに目的があります。

例えば貯金であれば、〇年後に結婚式を挙げるからその資金作りのため、とか。〇年後に子供が小学校に入学するから入学資金の確保など。

まとまったお金を「いつ」「いくら」引き出すかが分かっていれば貯金の方が良いです。

一方の「投資」は、退職後の生活資金にしたいとか、年金を補う資金にするなど、より長期目線で資産を増やす目的に合っています。理由は、長期で運用すると通常の貯金より効率的に資産を増やせるからです。

なので、どちらが良いかという結論にはならなくて、「どちらもやってください」という話をするのです。

但し、一つ共通して言えるのは、どちらも「時間」を味方につけた方がよい点です。なるべく早く始めた方がいいって意味です。

貯金にしろ投資にしろ、毎月のキャッシュの中から捻出するわけです。それを少しずつ増やして目標金額に近づけていくので、長い期間継続した方が効果は大きいですよね。

特に投資について言えば、期間が長ければ長いほど効果が出る「複利」を味方にできるため、早めのスタートがおすすめです。複利に関しては、他の記事で詳しく書いていきますね。

貯金は毎月いくらぐらいがベスト?

貯金や投資が必要と言うと、毎月いくらぐらいが妥当なの?という質問をセットで受けます。

これについては、一概に「〇〇万円」とは言えないんですよ。だって、人の生き方は千差万別だし、目標とする生き方によっても違ってくるからです。

そうそう、一番良くないのが、他人様の貯金額を知って焦ったり、投資を始めていないことに自己嫌悪になる事がよくない。

ライフプランはあなた自身のお話しなので。他人様のプランを気にして生きていても全く面白くないでしょう??

だから、まずは自分のプランをしっかり立ててから貯金や投資を始めた方がいいですよ。

例えば、ネットの記事なんかで「老後に〇〇〇〇万円必要です!」って書いてあっても、そう簡単にすぐに貯められるものでなかったりしますよね。

もしあなたが既に定年退職していたら、やり方も目標額も違ってくるはずです。それに、目標金額ばかり大きくて現実味がないと、始める前から途方にくれてしまうでしょう。

何事も続けるには、楽しみながらやることが必要です。ストイックに始めて途中で挫折したら元も子もないので。

 

投資を始めた方がいいって聞くけれど

繰り返しになりますが、投資は始めた方がいいです。だって、貯金ばかりしていても、利息が0.001%って。銀行に100万円預けて1年で1000円?それしか増えないんですよ。

一方の投資だと。年利5%だとして、税金や手数料などは考慮せずに言うと、100万円投資して1年で5万円増えるわけです。

さらに2年目はその105万円に対して5%増えるので、単純な貯金より資産を増やしやすいわけです。

もちろん投資なので、市況によっては思うように増えない時期があったり、元本が割れないとも限りません。そのようなリスクは常にあります。

それでも投資を勧めるのは、リスクを取ってでも受けるメリットの方が大きいと考えるからです。

それでも投資はちょっと何か怖い。そう思ったら始められる金額から始めてみてください。

始められる金額っていうのは、失ってもあなたの生活やプランに影響が出ない金額です。例えば、毎月数千円から始めてみるのもいいでしょう。

もちろん、お金は1円も失いたくないですが、投資に慣れる、勉強するという意味で考えてみても、十分な価値があると思いますよ。

参考にしていただければと思います。