家計術・お金の管理

お金が貯まらないのは、あなたの〇〇が原因かも!?

最近「お金が貯まらない。足りない。」っていう人の話を聞いて気付いた事がありました。過去にお会いした人も含めて共通している点があります。

それは何かというと、お金の使い方に共通の「クセ」があるということ。

 

ネガティブなお金の使い方の「クセ」

代表的な例をあげると、

・あればあるだけ使う

・周りや環境に流されやすい

・なんとかなる精神

 

ざっくり言うと、こんなクセです。

なんか、お金の使い方というより、良くも悪くもその人の「性格」「生き様」ですよね。それが、お金の使い方と密接に関わっているとは思ってもいなかったのでは?!

お金が貯まる最もシンプルな理屈は、お金を失わないこと。これが最も単純です。たまに、「お金は使わないと入ってこない」と言う人もいるけれど、お金を使うことと失うことは別次元のお話し。

使うお金がないのに、お金を「使う」ってのはおかしな話です。まずは持つべきお金を持つ(所有)するところからスタートです。持ってないのに使い込む(借金)が過ぎると破滅に向かいますよ。それが分かっていても、さっきの「クセ」がある人は、あればある分だけお金を使ってしまいます。

借金してでも目の前の欲求を満たそうとする。そして、借金が膨らんだ後に、、、「何とか、なる。。。」って言うんですよ。それ「何とかならないからー!」って思うんですけどね。笑

 

自分のクセを知ること

じゃあ、そういうクセがある人はどうすればいい??まずは、自分のクセを知った方がいいです。「お金があればあるだけ使う性格だ」とか「欲しい物は、我慢できない」など。クセがあることを知る。

それを知ってから対策を考えないと、根本は何も変わりません。どういうことかと言うと、自分の事を知らずに「毎月、天引きで貯金します」とか「家計簿つけ始めました」などとテクニック的な事を言っても、すぐに元の浪費家に戻りますからね。

だって、仮に給与天引きである程度まとまったお金ができたら、その「クセ」がある人はそのお金をどうすると思いますか??すべて使ってしまうでしょ。その可能性は高い感じがしますよね。

だから、根本を変える。それか、自分の深い部分で「変わらなきゃ」っていう意識がないと元通りになってしまう。

なぜ分かるのか。それはまさに、過去私がそのような浪費の道を辿っていたからです。今はこうしてさらけ出して言えますが、当時はほんとどうしようもない浪費家だったと思います。同じような悩みを抱えている人は、一体どうすれば解決できるのか。

 

ネガティブな「クセ」で自滅しない方法

究極のことを言うと、お金の管理を他人に任せるか、自身を変える出来事に遭うかのどちらかだと思います。ちなみに、私は後者でした。事故やらなんやらで、アメリカでお金がない生活を送り、、、ほんとみじめな思いをしました。

やばい、、、このままじゃ、生きていけない。。。そこまで追い詰められていたからこそ、お金に対する考え方も変えたし、こうしてブログ書き今の仕事もしているわけです。

さすがに、こんなリスクを背負うことはないですが、誰かの発言でもいいし本でもいい。セミナーや経験談でもいい。何か、自分の中で今までと違う気づきがあったら、それに素直に従ってみるといいと思います。

日本に居て思ったのは、なんだかんだ助けてくれる人だったり家族だったり、行政に頼ったり。甘く「なんとかなる」って勘違いしている場面あったりしませんか?でも、これって非常に危険であり、妄想かも知れないんです、、、

いつ国が助けてくれなくなるかも知れないし。 ⇒ 生活保護とか年金とか

会社なんて倒産やリストラが急に来るわけだし。 ⇒ 失業、退職金なし

家族もいつまでも健康でいてくれるとも限らない。 ⇒ 自力で生きていく必要性

 

そう、常に現実的なリスクと隣り合わせにいるんです。もし、このことに心の深いところで気付いた時は、考えを変えるチャンスかも知れません。

最後に「他人にお金の管理を任せる」について。もう「自分じゃどうしようもできない」って気づいたときは、最も信頼をおける人に管理を任せる方法もあります。結婚していれば、分かりやすいところで「お小遣い制」です。

前のブログにも書いた通り、私は反対ですが(笑)あくまでも最終手段です。

反対する理由は過去のブログにも書きましたが、結局は、自分自身がお金を管理する術を知らないと、いざ一人になった時にそれ自体がリスクだからです。

※過去のブログ ⇒ お小遣い制って本当に大丈夫!?

 

まあ、お小遣い制を始める時に、お金の管理術みたいなものをパートナーからみっちり学ぶのもいいかも知れませんね。あとは、自分のクセを認識した上で、貯金やまとまった資金の確保で他人のチカラを借りてもいいかも知れません。

簡単に解約できない定期預金や財形貯蓄、60歳まで受け取りができない確定拠出年金など。使える方法は結構あります。「老後資金を確保する」という目的が明確にあるならば、これらの制度はおススメです。

さて、なぜかお金が貯まらない、毎月お金が足りない、というあなた。何かしら気づきはありましたでしょうか?次回は少し具体的な浪費パターンを書いていきますね。何かしらの不安を抱えている人は、参考にしてみてください。

 

福井